デック解説:闇ギャグ
2004年1月13日 闇ギャグ サンプルデック
3 劉豪軍
3 モーラ
3 芳野さくら
3 大空寺あゆ
2 孔濤羅
2 アイン
2 フリッツ
2 ヴェールカ
2 アル
2 止
1 鷹司ありす
3 トラブル
2 リサイクル
1 病気
2 死んだふり
2 栄養失調
4 悪の秘密研究所
4 深淵
4 温泉
4 洋館
2 SSS本部
3 戦場
3 丘の上の樹
1 [空きスロット]
前書きを考えるのが面倒になってきたので、直接デック解説から。
闇ギャグは、2.0で登場した《劉豪軍》と《芳野さくら》を擁し、柔軟性こそ闇鬱に劣るものの、個々のカードパワーでの蹂躙戦を展開する。
バリエーションとしては、これに《リァノーン》永久機関を加えた《覇気》型や、闇鬱同様《吾妻玲二》+《ヒルドルヴフォーク》を加えたランデス型、《アル》を《若林美絵》で回収する《デモンベイン》型などがある。
ギャグと闇はアイテムに傾倒してるので様々な型が考えられるのだ。
これらに関して、全て言及出来るほどの情報量は持ち合わせていないが、結局のところ、カードパワーの高さによってどうにでも出来るようである。
展開としては、闇鬱と同様、3〜4枚フィールドを並べてから展開し、領域は3つくらいを伸ばしていく。
カードはパワーはもちろん、柔軟性もそれなりにあり、充分使用者の要求に応えるメンツである。
ただ、選択肢の多さ故に決めかねてしまったスロットが1枚ある。
このあたりは個人の好みであるが、候補となるカードは後述したい。このスロット1枚でデックの構成も一部変わる。
では各カードの解説を。
・《劉豪軍》《モーラ》
闇の顔ともいえるキャラ群。
どちらとも第1登場キャラとしては優秀である。
このレシピでは3枚の《モーラ》であるが、空きスロットに《SPAS12改》などが投入されるならば、4枚でも構わない。
その場合には《孔濤羅》か《ヴェールカ》あたりにご退場頂くだろう。
・《孔濤羅》
闇鬱には投入されていなかったが、このデックはフィールド構成上、[格闘]重視であるため投入。
パワー的には《みちる》にバック・ダメージが入る点が優秀。
能力はほとんど使われないので、よほどのことがない限り気にする必要はない。
キャパといい、特殊能力といい、スロット埋め要員の印象は拭えないが、かといってないと結構困ったりもする。
とにかく微妙なキャラなので、《モーラ》か、3.0あたりで別のキャラに差し替わるのは必至だろう。
・《アイン》《フリッツ》
説明不要、闇の闇たる所以とも言える凶悪キャラ。
特に《フリッツ》は、《大空寺》の「野獣化」によって、より使いやすくなっている。
・《ヴェールカ》
デック内のキャラはあまりMPが多くないので、あまり強くは思えないキャラ。
しかし、このデックのフィールド構成の関係上《丘樹》をフル装備している訳ではないので、こういった殴れる「だけ」のキャラも必要。
とはいえ、デックが全体的にサイズ(そしてそれに伴うダメージ)アドバンテージをとる傾向にあるので場を制圧できることもしばしば。
・《芳野さくら》
黄色い悪魔。
もはや説明不要だろうが、「猫化」のデメリットはこのデックにおいては特に、山札切れに直結する可能性を孕んでいるので注意。
・《大空寺あゆ》
《さくら》とは別の特性を持つ「殴れる壁」。
《丘樹》がないと殴れないように思われるだろうが、他のキャラのサイズが大きいために、追加ダメージを狙うカタチで運用される。
普通に殴ってもダメージを返されることは少ないので結構手堅い。
《みちる》は勘弁して欲しいところだが、その「野獣化」によるある種“一途”な柔軟性は評価に値するだろう。
具体的には《免停》による領域ロックを外してみたり、《フリッツ》兄様に席を譲ってあげたり。
もちろん対価は自分のライフではあるがw
・《止》
対愛萌最終兵器。それ以外には大抵ディスカードされてたり。
このデックは、全体的に『重い』ため、ウィニーに対しては《アル》ですらブロッカーに回されることも。
そんな中で一人ブルワーカーなナイスガイ。
いや、別にキャラ自体はナイスではないのだが・・・。
あまりにウィニーが怖いなら、さらに《止》を追加するか、《朱笑嫣》を投入するべきだろう。
・《鷹司ありす》
こちらのキャラのサイズは大抵3/2を越える。相手も、最低、これにダメージを返せるようでないといけない。パワー3以上は戦列に並ぶ最低条件だ!
とパワー3以上がずらりと並んだ横にちょこん、と登場するわけで。
ただ、《みちる》のテキスト改正によって、ダメージが抜けなくなっているので注意。
そこ、コスト要員とか言うんじゃないw
・《死んだふり》
基本。闇ギャグにおいてある種のアドバンテージを稼ぎ出す。
《丘樹》にしろ《戦場》にしろ、数は限られているわけで。それを長持ちさせる意味でも重要。
ウィニーに対しても○。
・《栄養失調》
《特禁》が無い以上、おのずとこれへの依存度は高まるわけで。
しかし、やっぱり重いので、1枚でも良いかもしれない。
・フィールド
割れるフィールドが合計8枚。
自分としては6枚が割れるフィールドを投入する限界だと思うのだが、かといって《すかいてんぷる》を入れるわけにはいかない。
なぜなら《美咲》がいるからだ。
《みちる》のように無条件でダメージを喰らうキャラは少ないものの、色拘束が高いデックで領域を潰されるとやはりきつい。
《特禁》系も少ないので、はじめから対策するに越したことはない。
でも割れるときついw
余ったスロットの候補について。
個人的には《栄養失調》を抜いてスロットを2つに増やしても良いと思われる。
・《ヒルドルヴフォーク》
その高いパワーを生かす上で必須のアイテム。
引きこもりにはどうしても不利になってしまうので、《豪軍》につけて蹂躙すべし。
・《病気》
追加。やっぱり《栄養失調》は重い。
・《SPAS12改》《スレッジハンマー》
《丘樹》の不足を補うアイテム。
《モーラ》4枚モードなら《栄養失調》を削ってでも入れるべき。
・《居眠り》
これはイベント封印効果とともに、ライフスタックからのドローを実現するイベント。
《リサイクル》との相性は悪いものの、どうにもならないイベントというものも多い。
このデック自体、《特禁》系を撃たれるときついし。
・《フリーザー責め》
これまたライフからドローするためのカード。
さらには蹂躙戦のサポートともなりうる。
ただ、自分の首を絞めるタイミングも多いので注意。
引きこもりには劇的に効く。
・《用心棒》《白陵柊制服》
攻めにも守りにも有効。
例えば、《穂村愛美》に「監禁」されなかったり。
例えば、相手の《まりか》や《さくら》のパンプアップを防いでみたり。
例えば、相手の「ダンピール」を紙にしてみたり。
まあ重いのが欠点か。
・《女装》
これも攻めにも守りにも有効。
ギャグに弱い《さくら》《大空寺》とか。
ギャグ止まらない《まりか》とか。
ほとんどの主力がらう゛に強くなったりとか。
・《丘の上の樹》
フィールドが割れてもこわくない人はどうぞ。
・《すかいてんぷる》
《美咲》の洗礼を受ける可能性があっても安定してドローしたい人はどうぞ。
まあ美咲をタッチで入れるというのも充分あり、なのだが。
・《リァノーン》
永久機関とかは考えないで。
場に出ると、特にこのデックでは、比類無きウザさを発揮してくれるのだが、その非力さ故、お供がしっかりしていないとそのまま撲殺されることも。
・《デモンベイン》
話は《アル》を補充して《若林美絵》を入れてから。
大抵コストとして消えていくのは秘密。
MPを回復するものだと考えることも「一応」可能である。
「シャイニングトラペゾヘドロン」を撃った結果、緑川光に「お兄ちゃん、おはよう」と言われてしまってもかまわない漢は是非。
動きとして「鈍重」な感は否めないが、それでも要所要所でしまるべきところはしまっているので手堅いデックである。
うまく使えば闇鬱以上のポテンシャルを持つ。
3 劉豪軍
3 モーラ
3 芳野さくら
3 大空寺あゆ
2 孔濤羅
2 アイン
2 フリッツ
2 ヴェールカ
2 アル
2 止
1 鷹司ありす
3 トラブル
2 リサイクル
1 病気
2 死んだふり
2 栄養失調
4 悪の秘密研究所
4 深淵
4 温泉
4 洋館
2 SSS本部
3 戦場
3 丘の上の樹
1 [空きスロット]
前書きを考えるのが面倒になってきたので、直接デック解説から。
闇ギャグは、2.0で登場した《劉豪軍》と《芳野さくら》を擁し、柔軟性こそ闇鬱に劣るものの、個々のカードパワーでの蹂躙戦を展開する。
バリエーションとしては、これに《リァノーン》永久機関を加えた《覇気》型や、闇鬱同様《吾妻玲二》+《ヒルドルヴフォーク》を加えたランデス型、《アル》を《若林美絵》で回収する《デモンベイン》型などがある。
ギャグと闇はアイテムに傾倒してるので様々な型が考えられるのだ。
これらに関して、全て言及出来るほどの情報量は持ち合わせていないが、結局のところ、カードパワーの高さによってどうにでも出来るようである。
展開としては、闇鬱と同様、3〜4枚フィールドを並べてから展開し、領域は3つくらいを伸ばしていく。
カードはパワーはもちろん、柔軟性もそれなりにあり、充分使用者の要求に応えるメンツである。
ただ、選択肢の多さ故に決めかねてしまったスロットが1枚ある。
このあたりは個人の好みであるが、候補となるカードは後述したい。このスロット1枚でデックの構成も一部変わる。
では各カードの解説を。
・《劉豪軍》《モーラ》
闇の顔ともいえるキャラ群。
どちらとも第1登場キャラとしては優秀である。
このレシピでは3枚の《モーラ》であるが、空きスロットに《SPAS12改》などが投入されるならば、4枚でも構わない。
その場合には《孔濤羅》か《ヴェールカ》あたりにご退場頂くだろう。
・《孔濤羅》
闇鬱には投入されていなかったが、このデックはフィールド構成上、[格闘]重視であるため投入。
パワー的には《みちる》にバック・ダメージが入る点が優秀。
能力はほとんど使われないので、よほどのことがない限り気にする必要はない。
キャパといい、特殊能力といい、スロット埋め要員の印象は拭えないが、かといってないと結構困ったりもする。
とにかく微妙なキャラなので、《モーラ》か、3.0あたりで別のキャラに差し替わるのは必至だろう。
・《アイン》《フリッツ》
説明不要、闇の闇たる所以とも言える凶悪キャラ。
特に《フリッツ》は、《大空寺》の「野獣化」によって、より使いやすくなっている。
・《ヴェールカ》
デック内のキャラはあまりMPが多くないので、あまり強くは思えないキャラ。
しかし、このデックのフィールド構成の関係上《丘樹》をフル装備している訳ではないので、こういった殴れる「だけ」のキャラも必要。
とはいえ、デックが全体的にサイズ(そしてそれに伴うダメージ)アドバンテージをとる傾向にあるので場を制圧できることもしばしば。
・《芳野さくら》
黄色い悪魔。
もはや説明不要だろうが、「猫化」のデメリットはこのデックにおいては特に、山札切れに直結する可能性を孕んでいるので注意。
・《大空寺あゆ》
《さくら》とは別の特性を持つ「殴れる壁」。
《丘樹》がないと殴れないように思われるだろうが、他のキャラのサイズが大きいために、追加ダメージを狙うカタチで運用される。
普通に殴ってもダメージを返されることは少ないので結構手堅い。
《みちる》は勘弁して欲しいところだが、その「野獣化」によるある種“一途”な柔軟性は評価に値するだろう。
具体的には《免停》による領域ロックを外してみたり、《フリッツ》兄様に席を譲ってあげたり。
もちろん対価は自分のライフではあるがw
・《止》
対愛萌最終兵器。それ以外には大抵ディスカードされてたり。
このデックは、全体的に『重い』ため、ウィニーに対しては《アル》ですらブロッカーに回されることも。
そんな中で一人ブルワーカーなナイスガイ。
いや、別にキャラ自体はナイスではないのだが・・・。
あまりにウィニーが怖いなら、さらに《止》を追加するか、《朱笑嫣》を投入するべきだろう。
・《鷹司ありす》
こちらのキャラのサイズは大抵3/2を越える。相手も、最低、これにダメージを返せるようでないといけない。パワー3以上は戦列に並ぶ最低条件だ!
とパワー3以上がずらりと並んだ横にちょこん、と登場するわけで。
ただ、《みちる》のテキスト改正によって、ダメージが抜けなくなっているので注意。
そこ、コスト要員とか言うんじゃないw
・《死んだふり》
基本。闇ギャグにおいてある種のアドバンテージを稼ぎ出す。
《丘樹》にしろ《戦場》にしろ、数は限られているわけで。それを長持ちさせる意味でも重要。
ウィニーに対しても○。
・《栄養失調》
《特禁》が無い以上、おのずとこれへの依存度は高まるわけで。
しかし、やっぱり重いので、1枚でも良いかもしれない。
・フィールド
割れるフィールドが合計8枚。
自分としては6枚が割れるフィールドを投入する限界だと思うのだが、かといって《すかいてんぷる》を入れるわけにはいかない。
なぜなら《美咲》がいるからだ。
《みちる》のように無条件でダメージを喰らうキャラは少ないものの、色拘束が高いデックで領域を潰されるとやはりきつい。
《特禁》系も少ないので、はじめから対策するに越したことはない。
でも割れるときついw
余ったスロットの候補について。
個人的には《栄養失調》を抜いてスロットを2つに増やしても良いと思われる。
・《ヒルドルヴフォーク》
その高いパワーを生かす上で必須のアイテム。
引きこもりにはどうしても不利になってしまうので、《豪軍》につけて蹂躙すべし。
・《病気》
追加。やっぱり《栄養失調》は重い。
・《SPAS12改》《スレッジハンマー》
《丘樹》の不足を補うアイテム。
《モーラ》4枚モードなら《栄養失調》を削ってでも入れるべき。
・《居眠り》
これはイベント封印効果とともに、ライフスタックからのドローを実現するイベント。
《リサイクル》との相性は悪いものの、どうにもならないイベントというものも多い。
このデック自体、《特禁》系を撃たれるときついし。
・《フリーザー責め》
これまたライフからドローするためのカード。
さらには蹂躙戦のサポートともなりうる。
ただ、自分の首を絞めるタイミングも多いので注意。
引きこもりには劇的に効く。
・《用心棒》《白陵柊制服》
攻めにも守りにも有効。
例えば、《穂村愛美》に「監禁」されなかったり。
例えば、相手の《まりか》や《さくら》のパンプアップを防いでみたり。
例えば、相手の「ダンピール」を紙にしてみたり。
まあ重いのが欠点か。
・《女装》
これも攻めにも守りにも有効。
ギャグに弱い《さくら》《大空寺》とか。
ギャグ止まらない《まりか》とか。
ほとんどの主力がらう゛に強くなったりとか。
・《丘の上の樹》
フィールドが割れてもこわくない人はどうぞ。
・《すかいてんぷる》
《美咲》の洗礼を受ける可能性があっても安定してドローしたい人はどうぞ。
まあ美咲をタッチで入れるというのも充分あり、なのだが。
・《リァノーン》
永久機関とかは考えないで。
場に出ると、特にこのデックでは、比類無きウザさを発揮してくれるのだが、その非力さ故、お供がしっかりしていないとそのまま撲殺されることも。
・《デモンベイン》
話は《アル》を補充して《若林美絵》を入れてから。
大抵コストとして消えていくのは秘密。
MPを回復するものだと考えることも「一応」可能である。
「シャイニングトラペゾヘドロン」を撃った結果、緑川光に「お兄ちゃん、おはよう」と言われてしまってもかまわない漢は是非。
動きとして「鈍重」な感は否めないが、それでも要所要所でしまるべきところはしまっているので手堅いデックである。
うまく使えば闇鬱以上のポテンシャルを持つ。
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